不思議と確実/結合/時間

今日は曇っています。昨日の夜はこちらでは雨が降りました。久しぶりに以前の出講先の同僚と飲んだのですが,とても楽しい夜でした。ただ解散した後,一人でまた深酒をしてしまったので,今日は体調が優れません。研究会の予定がキャンセルになって気が緩みました。

 

● 不思議なものと確実なもの

またチェスタトンの『正統とは何か』(春秋社)からの引用です。

 

<不思議なものと,確実なものとの結合―われわれは,驚異の念と親和の念と,その二つを結びつけてこの世界を眺めなければならぬのだ。>(p.7)

 

● 二つの結合

最近同じようなことばかり考えていますが,やはりこれも生活と研究に結び付けられると思います。不思議なもの=研究や仕事,確実なもの=生活というふうに自分に引き寄せることができます。研究や仕事を集中していると,どうしても生活の方がおろそかになってしまいます。それはそれでよいことなのかもしれませんが,どうしても心は不安になってくるんですね。まあ,それで不安にならずに続けられる人が優秀なのかもしれませんし,生活を安定させてくれるパートナーを求めるのもそのせいかもしれませんが…。どのような形であれ,この二つのバランスは現代の生活にとってとても大切なことだと思います。

 

● 時間の使い方

生活と仕事を両立させるには,限られた時間のなかでどのようにバランスさせるかを考える必要があります。この点,パートナーがいる方はより効率よくバランスできるかと思いますが,ここでは個人での話に限定します。

24時間をどのように使うかという話ですが,一番わかりやすいのは3分割して8時間ずつ仕事,生活,睡眠とすることですね。このメリハリがついていて,ストレスもたまらない人は一番良いと思います。しかし,私の場合は一般的なサラリーパーソンの方と違って定時の仕事というのがないので,もう少し違ったふうに考えなければなりません。

そこで,24時間では長くて処理できないので,7時間を睡眠時間として確保し,1時間を1単位として考えます。1時間の中で,仕事と生活を両立させることを考えるのです。つまり,睡眠を引いた17時間を17分割し,1時間ごとに頭を切り替えるというやり方ですね。

時間が来てしまったので,詳しくはまた今度にしようと思います。

 

Experience is simply the name we give our mistakes.

Oscar Wild

 

 

中世英国人の仕事と生活

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