英語論文/資料検索/まとめる力
研究の時間をしっかり取るという話を以前に書きましたが,説明資料についてノルマを課すことで,自動的に研究が進む体制を構築しています。
● 英語論文をまとめる
研究を進めていくうえで,英語の論文は避けて通れない道です。海外文献の量が論文の良し悪しを決めるという先生もいるぐらいです。これは昔の研究の仕方がそうだったので気持ちは分かりますが,今は英語が読めるのは大前提の社会になっているので,そこでは勝負ができません。英語の論文からどのような知見を得て,自分の研究を深めるのか,そしてそれを量産していくことが求められています。
● ネットが変えた資料検索
資料検索が今ではとてもやりやすくなっています。英語の論文もかなり手に入りやすくなっています。私は大学で資料をとることも多いですが,研究機関に所属していなくとも,インターネットで取れる情報もとても多いです。また,今はオープンソースの時代でもありますから,無料で手に入る情報も多い。これは研究するうえでとても良い時代になったなと感じています。
● まとめる力を鍛える
英語の論文を全文訳すことはめったにありません。文章を読み,まとめて,筋を通し,重要な点を伝えたり引用するために読みます。訳すことが目的ではないのです。
これを繰り返していると,文章をまとめる力がついてきます。大学入試でもこの形式は出題されますが,研究にとっては非常に重要なスキルなのです。
Better late than never.
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