i読書/電子書籍/縁

今日は休日です。雨が降っているので,家でゆっくりしようと思います。今朝は目覚ましをかけていなかったのですが,7時ぐらいに目が覚めてしまいました。昨日の夜は遅くまで飲んでいたため,今日は昼ぐらいまで寝ていようかと思ったのですが,起きて活動をしています。お昼にお風呂にでも入ろうかと思っています。

 

● i読書

i読書というアプリを使って,青空文庫を一日に1冊ずつ読んでいます。文学作品はほとんど読んでこなかったのですが,ずっと読みたいと思ってはいたので,このように手軽に読めるアプリが出ることはうれしいことです。また,ボランティアで作業を行っていただいているようなので,このような活動には頭が下がります。日本の知の維持に貢献していると思います。

 

電子書籍に慣れるのに最適

これまで,電子書籍も敬遠していました。その理由は単純で,目が疲れるからです。dマガジンで雑誌を読んでいた時もあるのですが,どうも目が疲れてしまって集中できませんでした。その後のパフォーマンスにも影響が出るので,読まなくなってしまいました。

ですが,i読書の場合は短いもので4ページだったり6ページで終わるので,1分ほどで読めてしまうものもあります。もちろんそういった作品ばかりではなく,マルサスの『人口論』など1000ページを超えるものもありますが,短い作品で読み続けていると,徐々に電子書籍にも慣れてきました。このようなアプリのありがたみと,人間の適応力はすごいなと感心しています。

 

● 縁をつなぐ

i読書で読む昔の作品は,受験期の文学史の勉強を思い出させてくれます。あの時はろくに作品も読まずに,ただ著者と作品名だけをひたすら覚えていましたが,この年になってようやく作品を読む機会に恵まれました。さらにwikipediaもあるので,せっかく読むことになった縁だと思い,作品を読み終わったらwikipediaで著者のことを調べることにしました。

これをやってみると,受験期の無機質な暗記ではなく,どういう生い立ちだったのか,どうしてこの作品を書くに至ったのかなども見れておもしろいですね。過去と現在がつながる気がします。こう考えると,テクノロジーを利用することで自分の世界を広げているのだなと思います。

 

Love is doing small things with great love.

 

 

梶井基次郎全集 全1巻 (ちくま文庫)

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