オープニング/構成力/インバウンド
今日は午前中からお昼にかけて大学での発表でした。それなりの準備をしていったので充実した研究会でした。自分なりの問題意識も見え,9月の学会に向けて良い準備ができそうです。
● オープニングの大切さ
昨日の授業はオープニングを失敗してしまい,あまり良い授業とはいえないものになってしまいました。原因はいろいろありますが,やはりメンタルの弱さでしょう。事前に決めていたことをしっかりと遂行する強さがメンタルの強さだと思っています。環境に左右されずに,準備したことをそのまま良い形で出せるようにメンタルを鍛えたいと思います。そのためには平常心をつくる必要があります。様々な場面をシミュレーションするのを心がけていきたいと思います。
● 構成力を上げる
それに合わせて,まだまだ授業構成に課題があると感じています。今大変よく売れている犬塚壮志氏の『頭のいい説明は型で決まる』を入手して読んでみました。わかりやすい説明のテンプレートが載っていて,これに乗せて練習すれば今の自分の説明をもう一段回上に引き上げられそうな気がしています。
● インバウンドにも応用
同書では「相手の理解度を把握する」ことが重要であると述べられています。これは自分が何を説明して,何を説明すべきでないのかを測るうえでとても大切なことだと思います。
そしてこれはインバウンドにも活用できるのではと思いました。つまり,私たち日本に住む日本人は身近な環境として日本に慣れています。しかし,外国人の方は日本の環境,文化に必ずしも慣れているとはいえません。このことを理解していないと,インバウンドで外国の方々におもてなしをしようと思っても,望まないおもてなしをしてしまう可能性があります。「相手の理解度を把握する」ということは,あらゆる関係性の中で応用できそうだと感じています。
A calling is not something you come upon, it's something you create on your own.
Kazuo Inamori