思うだけ/動いてみる/知行合一

何かを成し遂げようと思ったら,小さな一歩でも踏み出さなければ何も始まりません。これは当たり前のことですが重要なことです。

 

● 思うだけでは何も動いていないのと同じ

以前聞いた話で,感心した話があるので紹介します。

ある時,鳥が5羽とまっていました。そのうちの1羽が飛び立とうとしていました。さて,そこに残った鳥は何羽でしょうか?

一瞬4羽だろうと思うのですが,実は「飛び立とうとして」いるだけで,まだ飛び立っていません。正解は5羽なのです。

 

● 動いてみる

この話はとても示唆に富んでいます。おそらく講演家の鴨頭嘉人さんの話だったと思いますが,実際に動かなければ,何も動いていないのと同じであるとお話しされていました。そして実際に飛び立った鳥はもう見えない場所にいるのです。

動いてみなければ,止まっているのと同じ。思っているだけで自分の中では心の変化が起きていて前に進んでいるように思えるかもしれませんが,よそから見たら何も変わっていないのです。自分は自分,他人は他人といえばそれまでですが,では何のためにそれをやろうと思ったのか考えてみる必要があります。

 

知行合一を目指す

陽明学では知行合一という言葉があります。「知って行わないということは未だ知らないのと同じである」「知ることは行為の初めであり,行うことは知ることの完成である」と言っています。

私はこの言葉が非常に好きです。好きですが,必ずしもいつもできるわけではありません。しかし,今年は知行合一をもっと意識したいと思います。それが,日々勉強することを真に完成することにつながるわけですから。

 

Just trust yourself, then you will know how to live.

Goethe

 

 

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