純利益/要因/読解

本日最後の更新です。土日に余裕があるととても良いですね。しかし,その分日曜の夕方以降は「サザエさん効果」で知られるように,寂しさや不安が出てくるのでしょう。私の場合はリラックスしながらできることを基本的にやっているので,幸せだと思います。

 

● 純利益がすごいことになっている

少し前の記事ですが,日経新聞朝刊4月18日1面からの引用です。

<純利益 世界で3割増 10位以内に中国4社,米と拮抗

 世界的に企業業績の拡大が加速している。2017年度の純利益合計額は4兆ドル(約420兆円)と3年ぶりに過去最高を更新し,前年度比の増加率は29%と7年ぶりの大きさになる。先進国でIT(情報技術)関連の技術革新が収穫期に入り,新興国では資源高が業績を押し上げる。ただ,世界では通商摩擦のリスクも高まっており,企業の収益環境には先行き不透明感も浮上している。>

 

● 利益を出す要因

一般に企業が利益を出すには,売上を上げるか,原価を下げるかといわれます。これには疑いがないでしょう。売り上げを上げて,原価を下げれば最高ですね。利益が出るメカニズムはシンプルにこれだけです。

ですが,どのように売上を上げるのか,どのように原価を引き下げるのかについては千差万別です。そして「こうすれば売上が上がる!」という決まったものもありません。そして利益から税金などを引いたのが当期純利益となります。

純利益が大幅に上がったということは,生産性が上がったともいえるでしょう。世界的に,特にアジアでは中国の生産性が上がっているようです。中国企業はこれからも注視していかなければ,日本は置いていかれることになるでしょう。中国から学ぶことも重要です。

 

● 読解に手を付ける

いよいよ読解の体系化に手を付けます。頭の中では体系化されているのですが,それをテキストにしておこうと思います。これは優先順位は中位になるでしょうか。

これは学生が再現しやすいようにするためのものです。やはり一回聞いただけではなかなか実践できずにそのまま忘れてしまうことも多いですから,復習をしやすくプリントにして渡します。出来上がりが楽しみです。

 

Keep hope alive!

Jesse Jackson

 

 

明解 会計学入門

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