100ページ/読書/入り込む

今日は休みです。ワールドカップで生活リズムが完全に崩れてしまっています。こういった変化に弱い自分を強くするためにこの時期の過ごし方を今度考えてみようと思っています。

 

● 1日100ページ

インプットの時間があまりとれずにいます。もちろん,ノルマで一定のインプット量は確保できているのですが,以前に比べて読書量が少なくなっています。以前は1日1冊読んでいましたが,今は下手をするとノルマ以外で本を開かない日もあります。そこで,1日に最低でも100ページは読もうと決めました。100ページであれば,ものにもよりますが,無理なく続けられる量だと思います。

 

● そもそも読書って

読書は何のためにするのでしょうか。1日100ページというまたノルマのようなものを作る必要があるのでしょうか。読書は人間にとって必要なものなのでしょうか。私は必要だと思います。人生は一度きりしかありません。そこで私はできるだけ多くの経験をしたいし,自分が生きている世界のことについて知りたいと純粋に思います。しかし,有限の時間のなかで,すべてを自ら行動することはできません。読書を通すことで,自分が実際に体験できないことを間接的に体験できるのだと思っています。佐藤優氏は,「読書は代理体験になる」と言っています。私もその通りだと思います。

 

● 入り込んでいく

「読書は代理体験」という言葉について考えると,読書をするときはできるだけリラックスして,著者の世界に入り込みやすくしておくことが重要だと思います。代理体験をするのですから,自分がそのイメージができていないといけない。もちろん,著者もできる限り読者が入り込めるように工夫する必要があります。そういった工夫がない,内容にもオリジナリティがないものについては,読む必要もないかもしれません。著者の世界に入り込んでいくことが,読書で代理体験をするコツだと思います。

 

A room without books is like a body without asoul.

Cicero

 

 

読書という荒野 (NewsPicks Book)

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