スループット/応用/夏

今日は午後から遅くまで授業が入っています。ほぼ毎日授業をする機会に恵まれているので,1つ1つの授業をそれまでで最高のものにするために改善を繰り返していきます。

 

スループットの大事さ

何かを理解するために,まずはインプットをします。しかしインプットをしたからといってすぐにアウトプットできないものも多く,インプットからアウトプットの間に知識の発酵期間があります。これがスループットです。具体例を考えてみたり,同じことを違う角度から考えてみたり,自分にとって腑に落ちるまでの期間ですね。

インプットとスループットとアウトプットについては東京大学の中原先生が最近のブログで書いておられたので,とても大事だなあと思いました。知識の発酵期間については佐藤優さんの言葉です。ここで私はスループット兼アウトプットをしています。

 

● 教えるときにも応用

この考え方は教育でも実践できます。得点力を上げるような授業の場合は,インプットからアウトプットまでのステップが明確です。しかし,スループットの早さは教わる側個人個人によって変わりますから,これを管理することができれば,適切にA地点からB地点まで導くことができるでしょう。講義でインプット,宿題や課題でスループット,確認テストでアウトプットといったところでしょうか。

 

● 夏に向けて

今年の夏はそれなりに忙しくなりそうです。朝イチから夜遅くまで話し続けなければならない日が多そうです。それに向けて今から準備していきたいと思います。一番心配なのは体力面ですね。今年はまた少し太りましたから,日常にヨガ以外に何か運動を取り入れたいなあと思っています。今度の日曜にでも考えます。とはいえ,仕事を頂けるのはありがたいことです。

 

Brevity is the soul of wit.

William Shakespeare

 

 

ザ・ゴール

ザ・ゴール