友人/計測/生活

今日から新学期が始まります。今年は同じ学年の同じレベルのクラスが多いので,準備は昨年ほど大変ではありません。しかししっかり準備をして望みたいと思います。

最大の懸念が,研究時間が最近あまりとれていないことです。3年のうちの1年がすでに経過しました。それなりの成果は出たように思いますが,ここからは気を引き締めて,一日のうちで研究がその他の活動と比べて最も進んだという状態にしていく必要があると思っています。

 

● 友人に会う

昨日の夜はここ10年ほど付き合いのある友人と会いました。私とはタイプの全く違う友人ですが,話しているととても楽しいです。細かいところで意識の違いはあるのですが,そこを軽く指摘し合える関係はとてもいいですね。気を遣いすぎるあまり,相手のことを指摘できないのは長い付き合いではしんどいです。とはいえ,喧嘩みたいになってしまうのも同時にしんどい。軽く笑いながら指摘し合えることは長い目で見て幸せなことです。

 

● 時間の計測

今,一日のうちでノルマを課してやっていることがあります。そして,休みの期間が終わり,労働時間は普通の人よりも短いとはいえ,仕事が入ってくる。その中でどのように研究時間を捻出するかを本気で考えなければなりません。

そこで,今やっている1つ1つの作業がどのくらいで終わるのかを計測してみようと思います。これはテイラーの科学的管理法ですね。もちろんその後の経営学の変遷はあるのですが,個人でこの変遷を追ってみたいと思います。

 

● 生活の時間を決める

ワークライフバランス」という言葉があります。いわゆる仕事と生活のバランスをどうとるかという話です。労働時間が長くなってきて,精神的にまいってしまう人が多くなってきたことから生まれた言葉です。

また,最近落合陽一氏が提唱している「ワークアズライフ」という言葉もあります。asは「=」ですから,仕事と生活の区別を付けず,ストレスという軸で人生を考えます。つまり,仕事をしていてもストレスを感じなければ,別に無理にやめて休む必要はない。逆に休んでいてストレスがたまるようであれば仕事をすればいいとも考えられます。私たちの生活はワークとライフをそんなにデジタルに区別できないのだから,ストレスを軸として考えればいいという生活実践です。

ワークアズライフの考え方には私は基本的には賛成です。なぜなら,私のようないろんなことを同時にやる人間にとっては,ワークとライフは自然とシームレスになってくるからです。しかし,must事項と休みたいという感情の折り合いをつけるのが大変な時は私でもあります。人間であって機械ではないですから,そのぶつかり合いが起こるのです。

そこで,ライフの時間をあらかじめ決めてしまって,残りの時間をワークにあて,どの仕事をどのくらい,どのようにやるかをある程度決めていきたいと思います。というわけで計算した結果,6時間は毎日生活の時間をとることにしました。睡眠時間は7時間。つまりワークの時間は11時間ですね。これならば,ストレスをほとんど感じることなく頑張れそうです。完全にオフの日との兼ね合いはまた考えます。

 

Nothing is particularly hard if you divide it into small jobs.

 

 

改訂版 ワークライフバランス -考え方と導入法-

改訂版 ワークライフバランス -考え方と導入法-