添削/プレテスト/注意深さ

昨日は理想的な月曜日を過ごせました。作業時間をかなり多く取れた充実感がありました。こういう平日が過ごせると,休日も心置きなく休めるのかもしれません。今日も夕方に家を出るので,それまで頑張りたいと思います。

 

● 添削からのフィードバック

今年は積極的に添削をしていこうと思っています。添削の良いところは,学生と直接やり取りでき,個別という点で的を外さずに指導できるということにあります。それに加えて,こちら側にもフィードバックがあります。

それは,学生がつまづきやすいポイントが分かるという点です。一人が分かっていなければ,その裏にまだ何人かわかっていない学生がいるかもしれないということに気づき,全体向けに指導案をまとめ直す機会が得られるという点はかなり重要です。添削をしないと自己満足の授業に陥ってしまう危険性があるので,ある程度キャリアを積んで慣れが出てきた今年は積極的に向き合おうと思っています。

 

● プレテストを終えて

数日前にセンターに変わる試験のプレテストを解いたのですが,レベル的には旧センター試験の域を出ないと思います。しかし,出題形式が異なっているので,その点で対策が必要です。

まず,何よりも長文を読み慣れること。これは音読に慣れている必要もあります。1年での訓練でどうにかすることもできるでしょうが,「慣れ」という視点から見ると,高1からの訓練,ひいては中学生から英語に親しむことが有利に進める第一条件だと思います。

 

● 注意深さが必要

センター試験よりも必要だなと思うのは,読みの注意深さです。ただ漫然と読んで答えてしまうと,思わぬところで足元をすくわれてしまうなという印象を持ちました。答えを導き出すのに特別なテクニックは必要ありませんが,線を引っ張りながら読むなどの物理的な訓練は必要だと思います。

こうして考えると,デジタルデバイスに線を引っ張るなどに慣れている人はいいのでしょうが,デジタルネイティブと呼ばれている世代もそういった人はあまり多くないように感じます。であれば,試験をコンピュータ上で行うのはまだ厳しいかもしれません(言うまでもなく,紙で行われるのでしょうが)。

人間は体全体を使って問題解決をしているのだと強く思わされます。

 

There is more to life than increasing its speed.

Gandhi

 

ネイティブ添削で学ぶ英文ライティング

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