文学作品は難しい

今日は仕事が午前中で終わったので,少し昼寝をして作業をしています。この後,9時ごろから飲み始めたいと思います。最近は英語に多く触れられている気がします。英語はそれ自体が楽しい。というか,語学はそれ自体が楽しいと感じます。とはいえ,まだまだ英語もドイツ語も未熟なので,日々勉強です。

これは仕事ではないのですが,文学作品を読み始めています。ざっくり読むのではなくしっかり読みたいので,1文1文丁寧に読んでいます。そしてそれをPCに打ち込んでいます。べつにどこかに出版するつもりもないのですが,書いてみると自分がわかっていない文法事項や,あいまいに「まあこんな意味だろう」とよくわかっていない単語を流してしまうこともないので,このやり方は時間がある時には楽しく学べる時間です。

それにしても文学は読みにくい。その理由は2つあって,論説文と違って文体が標準的でないものも多いということ,もう一つは形容詞と副詞の単語をほとんど知らないということです。これはあまり文学や物語文を読んでこなかったしっぺ返しが来ているということです。これを機にこういった語彙を増やしていきたいと思います。

人の話を聞く

昔から「お前は人の話を聞かない」と言われます。本人は人の話を聞いているつもりなのですが,そういわれるということは,言われたことを実践していないということなのでしょう。人の話をいわれるままにすべて実践していたら,何もできないだろうというのがこちらの言い分なのですが,人を見極める目は持っていたほうがいいなと感じています。つまり,誰の話を聞くのかということです。

昨日も夜に地元の駅に帰り着き,帰宅しようと帰り道を歩いていると,よく行くバーの店内から私の姿を見つけた親しくさせていたいる方が私を呼び止めました。「一杯付き合ってくれ」ということで,「あまり遅くならなければ」と一杯付き合うことにしました。

その方はそれなりに飲んでいて酔っ払い,いつもにもまして熱く私に語ってくれました。内容は「人の話を聞け」。その方は私のこの10年を知っている方なので,とても説得力のある話し方で,人の話を聞く大切さを教えてくれました。人生の師としてついていくことはないにしても,こういう人の意見を冷静に聞く余裕がこの10年なかったなあと,いつも会って話しているのになぜか新鮮な感じがしました。

このタイミングでこういう話を聞けたということには何か意味があると思います。「人の話を聞く」。なかなか私にとっては難しいことかもしれませんが,意識していこうと思っています。

今日でひと段落

午前中の仕事を終えて夕方まで時間が空きました。長距離移動があるのは今日までで,明日以降は比較的楽になります。移動時の日焼けで腕が赤くなっていてかゆいのと,強い日差しで昼に強烈に眠くなってしまう日が続いていたので,これからは少し楽になります。生活リズムは崩さないように頑張っていきたいと思います。

今朝はあまり寝起きが良くなかったので,ギリギリに起きてしまいました。ですので,トレーニングやら午前中にする予定の活動を昼に変更。それらすべて一応片付いたので,精神的には元気になってきています。「やらないと気持ち悪い」という感覚があることは,習慣化されてきた証拠だと思い,うれしいことです。

この後は移動して遅くまで授業ですが,今日でひと段落着く場所ですので,さいごまで頑張りたいと思います。

星空の映画祭に行く

8月15日に星空の映画祭に行ってきます。今回が初めての参加です。毎年夏は自然が感じられるところに旅行に行きたくなるので,とても楽しみにしています。長野の標高1300mの場所で映画を見ます。観るのはバーフバリ。へんてこですが,これの事前情報はまったくありません。選んだのは私ではないので,それについていく感じです。

どうやら第1作目の続編らしいのですが,それも観ていません。ですので,全く知らない映画を後半から観るというよくわからないイベントになっています。しかし,自然の中で映画を見るということは普段できないことですから,楽しみにしています。

それに伴ってアウトドア用のウェアなどを近々見に行こうと思っています。ちょうど10日から山梨に5日間ほど行く予定ですので,小淵沢のアウトレットにでも行って何か探してきます。今年は自然を満喫できそうで,とても気分がうきうきしています。残りの仕事をどれだけ頑張れるかで楽しめるかどうかも決まるんだろうなあと思うので,また明日も気合を入れて頑張ります。

ストレスフリーな毎日

最近はストレスがあまりありません。仕事が忙しいので,一日があっという間に終わってしまいます。それ以外考えないので,余計なことを考えないことがストレスがたまらない秘訣かもしれません。やることが多いというのは,それはそれでいいのかもしれません。

また,きちんと朝起きて,できるだけ早く寝るということをできているのも大きいです。朝から活動して,夜寝る前に一杯ビールを飲むと,格別の味がします。お酒も飲みすぎずに,次の日に差し支えない程度にしておくと,毎日を楽しめます。当たり前のことですが,これまでできていなかったので新鮮に感じています。

こういう健康的でストレスもあまりない生活が続くと,運動がしたくなります。ランニングを明後日から始めようと計画中です。身体づくりが最近楽しいのですが,有酸素運動はあまりできていないので,日常の中に無理のない程度に取り入れようと思っています。

日常が良いサイクルで回り始めている気がします。この感覚を大切にしていきたいです。

 

倒れる/ストレッチ/疲れ

繁忙期に入り,最後の更新からだいぶ日が経ってしまっていました。最も忙しい時期は超えたので,今日からまた更新していきたいと思います。

 

● 倒れるように眠る

最繁忙期には生活に関して学ぶことがたくさんあります。夜は遅く,朝は早いので,くたくたになって帰ってきてすぐに眠ることになります。仕事上,移動が多く,3つの県を一日のうちに移動することもあります。また,猛暑でしたから,そのせいで体力も奪われてしまいます。電車の中で眠ってしまうこともしばしばでした。ようやく家にたどり着くと,脚は棒になっていて,動きたくないという気持ちが強かったです。そのまま倒れるように眠りました。

 

● ストレッチが絶大な効果を発揮

最初の頃はそのようにして帰宅後にすぐに眠ってしまうことも多かったのですが,ある日脚が痛くなってしまいました。さすがにストレッチをしておこうと思い,動きたくない思いを抑えながらストレッチをしてから眠ったところ,起床後はかなり回復していました。ストレッチを夜にして眠るだけでもだいぶ違うということを実感しました。眠りもいつもより深く眠れました。

 

● 身体を疲れさせることも大事

そのようにして体力的にきつい日々だったわけですが,このきつさが逆に良かった面も多々あります。一つは,早寝早起きが身についたこと。以前は夜遅くまでお酒を飲んで,帰宅しても家で読書などをして寝るのが3時4時ということも多かったのですが,今は遅くとも0時までには寝て,朝は6時台に目が覚めます。何よりも,入眠が大きく変わりました。なかなか寝付けない日も多かったのですが,今は布団に入るとすぐに寝てしまい,すぐに朝が来る感覚があります。これは体が疲れているからこそできることでしょう。テレビで以前,短眠で有名な武井壮さんも同じようなことを言っていました。身体を極限まで疲れさせてから眠るのだと。これは大きな経験でした。

 

The early bird catches the worm.

 

 

人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術

人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術

 

 

階級/格差/誠実さ

錦織選手がジョコビッチに負けてしまいました。残念ですが,紙一重の差だったと思います。1ポイントでどう転ぶかわからないのがプロの世界だなあとしみじみ思いました。とはいえウィンブルドンでベスト8までいったのですから,おめでとうと言いたいです。次も期待しています。

 

階級意識

ゲーテ(山崎章甫訳)「ヴィルヘルムマイスターの修業時代(中)」(岩波文庫)のp22からの引用です。

<「貴族にとっては,ひとの気持ちをとらえることはたやすい。ひとの心をわがものにするのは易々たることだ。優しい,気持のいい,少しばかり人間的な態度だけで奇跡を呼び出す。そして,ひとたびとらえた心をつなぎとめておく方法にはこと欠かない。ぼくらにはすべてが手に入ることはめったにないし,なにをするのも彼らよりは困難だ。だからぼくたちが獲得し,なしとげたことにより大きな価値を置くのは当然のことなのだ。主人のために自分を犠牲にする従僕の例はまったく感動的だ。シェークスピアはそうした従僕を見事に描いている。この場合,誠実は自分より偉い人と同等になるための,高貴な魂の努力なのだ。従僕は絶えざる献身と愛によって,いつもは給料をはらってやっている奴隷としか考えないのを当然のことと思っている主人と,同等になるのだ。そうだ。献身と愛とは,卑しい身分の者のためにのみあるのだ。彼らはこの美徳なしではいられないし,またそれは彼らによく似合う。金で容易に恩返しできる者は,また容易に感謝の念をまぬかれようとする。この意味でぼくは,偉い人は友人を持ちうるが,友人になることはできないと主張できると思う。>

 

● 広がる格差,分離する意識

貴族と労働者は所有しているものも量も違いますから,このような意識の違いは当然出てきます。日本でも,明示的な階級はないものの,階層はあります。「一億総中流」と言われた時代から,格差社会となり,今後ますますその格差は広がっていくでしょう。その中で,当然意識の違いが生まれてくる。今でも,SNSをのぞいてみれば,意識の違いからくる諍いが絶え間なく起こっていることがわかります。

 

● 誠実さ

このような社会の中で,人々をつなぐものはなんでしょうか。もの=マテリアルの部分は,量的にも質的にも完全に分断されているとしたら,人と人をつなぐものはおのずと精神的なものになっていくでしょう。その中でも,誠実さについて,ゲーテは語っています。貴族ではないものの視点から,貴族と本当の友人にはなれずとも,完全に分断されることなくつながるには,誠実さを持つことであると。私はそのように感じました。自分がどのような立場にあろうとも,誠実さを失わないことだけが,社会の中の自分を保つうえで最も重要で,高貴なことであると感じました。

 

Labor to keep alive in your breast that little spark of celestial fire, called conscience.

George Washington

 

 

ヴィルヘルム・マイスターの修業時代〈中〉 (岩波文庫)

ヴィルヘルム・マイスターの修業時代〈中〉 (岩波文庫)